うつ病の症状を解説|精神的な病、うつ病の偏見

うつ病という病気は、皆さんもご存知になるきっかけが増えてきていると思います。
急増しているこの病は誰にでも簡単に起こりうる病気なのです。
初期症状は、動機・息切れ・吐き気・頭痛・不眠・不安感・倦怠感などです。
もっと細かいところで言うと、朝になっても全く起きられなくなったり、
何もやる気がしなかったり、些細なことで泣きたくなったり、落ち込んだり。
うつが進行すると、最も恐ろしいうつ病症状を引き出してしまうので注意が必要です。
それは、自殺願望が強くなるということ。
「生きていても辛いだけ」「私が死ねば、周りはもっとうまくやっていける」、
そう思うようになってしまうのです。
うつ病

うつ病症状

このうつ病症状というのは人それぞれで違ってきます。
「私は必要のない人間」「私が死んでも誰も悲しまない」、
つまり自分という人間の価値評価が出来なくなってしまうのです。
うつ病を長年患って、自殺してしまった例は山ほどありますし、
今も尚増え続けているのではないでしょうか。
進行させないためにも、初期症状である動機や頭痛、吐き気や不眠などが起こり始めた時点で、警戒してください。
唯の甘えや怠けだと見過ごしてしまってからでは遅いということも十分に有り得ます。
こんな酷な世の中だからこそ、自分自身を大切にしてあげて欲しいと言うのが一番の願いであります。
この症状というのは人それぞれで違ってきます。


うつ病になりやすい人とは?

うつ病を患っている人の中には、「私は根性がないから」「気合が足りないんだ」と、
原因までも、自分の弱さのせいにしようとする人がいます。
しかし本当にそうでしょうか。
確かに、同じ境遇に置かれていても、うつ病になる人とそうでない人がいます。
この場合は、うつになった人の根性や気合が足りなかったから、というのは間違いなんです。
単刀直入に言いますと、「うつになる人は、真面目で感受性が強い」ということが言えます。
うつにならない人が、鈍いとか、不真面目だということではありません。
なる人が「人一倍」そうだということなんです。


例えば、仕事のストレスが原因でうつ病になったとします。
仕事に対して真面目に向き合っていれば、感じるプレッシャーの大きさも大きいのは当然です。
「絶対に失敗できない」「私に出来るか心配」そういった重りが、
自分の体や心にまで大きな負担をかけてしまうのです。
上司や同僚からの言動などに関しても、真面目に受け止めすぎてしまったりもします。
そういったことの積み重ねが、原因となってしまうのではないでしょうか。
人から言われたことに対して、重く受け止めすぎたりする人、
「頑張れ」と言われると、焦ってしまったりする人は、要注意です。
つまり、うつ病になるということは、変な言い方をしますが誇らしいことなんです!
真面目であることも、感受性が強いということも、何も恥ずかしいことではないですよね。
重く考えすぎる必要はないんです。
心の病は、時間は掛かっても必ず治りますし、自分自身がもっともっと強くなっていく病気です。
きちんと向き合って、自分自身という人間についてよく知ることの出来る機会でもあります。
深く追い詰めないで欲しいと言うのが大きな願いです。

うつ病は治る病気

うつ病というのは、心の病です。
最近では、ストレス社会だということもあり、うつ病にかかる人も多いので、ご存知の方も多いでしょう。
しかし、症状を甘く見て治療しないと、悲惨な結果を招く恐れがあるので注意が必要です。
うつ病の治療は簡単で、投薬治療を行うことで約8割の人が、2週間~3週間で治るそうです。
しかし、長引く人は何年と引きずってしまいます。
それは何故かというと、「周りの人間」に原因があります。
これは確実に言えることですが、全ての場合に当てはまるとは限りません。
でも確かに周りの人間の理解が無い場合、うつ病を抱える本人としては、辛い現状が続くことでしょう。


うつ病療養中の場合まず、何も出来ません。ずっと寝ています。
当然仕事にも行けません。家事なんて出来ません。
それを周りの人間が理解できるかどうかが、かなり重要になるのです。
中には、「病気だから仕方ない、出来ないのだと頭では分っているが、どうしてもイライラしてしまう。」という人がいます。
その気持ちはよく分ります。
ご主人がうつになって仕事に行かなくなれば、お金のことなどで心配事が増えたり、周りの人も苦労します。
しかし、病気を治すのは、医師でも薬でもなく、周りで過ごす家族や恋人なのです。
彼らが主治医になっていくのです。
ゆっくり、何も気にせずに休養できる環境を作っていくことが大事です。

うつ病に掛かる要因

うつ病とは、どんなことが原因で発祥する病気なのでしょうか。
一般的に多いとされているのが、ストレスが長期に渡って積み重なることです。
耐え難いストレスを長期的に感じることにより、自律神経や精神のバランスを崩してしまうんです。
しかしこれだけではなく、何か大きな事件や出来事をきっかけに、一気にうつ状態になってしまう場合もあります。
例えば、身内を突然の事故などで亡くし、大きなショックを受けると、そのまま一気にうつになってしまうという感じです。
子供を事故で亡くした方が、それ以来何も手につかなくなってしまうということは、よくあることですよね。
このことに関しては、防ぎようがないのが現状です。


しかし、仕事や家庭などのストレスの蓄積が原因の場合には、一刻も早くそのストレス環境から離れることを心がけてほしいです。
十分な休養をとることで、うつは思いのほか早期回復が可能です。
うつからの回復に一番必要なのは、周りの人の寛大な心と、休養が大事だと言えます。
うつに掛かってしまった原因は、ストレスだということを理解していただければ、
そのストレスを取り払って、ゆっくりすることが必要だとお分かり頂けると思います。
悪化すると大変な病気ですので、早期回復できるように心がけていきましょう。

うつ病と精神科医の現状

私の周りで精神疾患を患った人のほとんどが、「精神科に通っても、大して何も変わらなかった」と答えます。
実際に昔私も、通院生活を何年かしていましたが、病院へ行って得られるものと言ったら、薬の処方くらいなものでした。
セカンドオピニオンで見えてくるものもあるとされています。
セカンドオピニオンとは何かご存知でしょうか。
「複数の医師に診てもらうことで、自分に合った治療や医師を見つけていく」というものです。
私も、これを実践しました。
初めて掛かった病院では、「最近どうですか?」と聞かれ、特に変わりはないと答えるとそれで診察が終了します。
処方の見直しも一切なく、診察時間は30秒程度です。
診察の意味に疑問を持ち、その病院から他の病院に移りました。


2番目の医師は、私が最も悩んでいた症状について話すと「みんな辛いことの一つや二つはある」とのことで片付けられてしまいました。
他にも、具合が良くならない患者に対して、きちんとしたカウンセリングを行うことなく、薬を強くするだけという医師や、
めんどくさいというような素振りを見せる医師が沢山いるのです。
精神的な悩みを抱えている人を相手にしていることを、自身も分っているはずなのですがどうして医師としてしっかり向き合ってくれないのでしょうか。
患者にとって、病院へ来ることは最終手段な場合が多いのです。
自分なりに我慢して、耐えて、限界に達して薬や医師に頼る決意をする方が多いのです。
医師がひとつ上の目線から見ているというような今の精神科の現状を、改善していくことが必要ではないでしょうか。

精神科医と患者の関係

精神科というのは、最も門をくぐりにくい病院だと言われています。
初心の場合はものすごく緊張しますし、自分のことを話すのにも一大決心の勇気が必要です。
そこで、精神科医のあり方というのを考えたとき、患者との関係をどのように作るかというのが問題になると思います。
患者を、ひとつ上の目線から見ているというのが多いという現状は、どのくらいそういう医師がいるかという正確なことは言えませんが確かにあることです。
医師自身がそう意識して接しているわけではなくても、患者に対して威圧感を与えているのは事実なんです。
カウンセリングを行う際、患者が話しやすい環境を作る、胸のうちを話したいと思えるような誘導をしなければありません。
カウンセリング時に、思ったこと全てを話せる人と、なかなかうまく話せないという人とがいまして、話せないと言う人は、医者に掛かっても病状が改善されないという人が多いようです。
精神科医と患者とは、お互いに意見交換を出来る友人のような関係になれるのが、本来ベストなはずなのです。
上下関係のない、対等な立場になることで、自分自身のことを正直に相談できるようになるのではないでしょうか。
そのためには、患者もいろいろと努力すべき点はあるかと思います。


しかしこれを、ほんとの意味で実現することはやはり難しいと思います。
医師も患者も、それぞれ個人の性格をもった人間です。
合う合わないはやはり出てきますし、全ての患者、全ての医師といい関係になれるとは限りません。
それぞれがどうするのが一番いいのかを考えながら、回復を目指していきましょう。
患者はセカンドオピニオンを利用するのか、今現在接している医師と向き合ってみるのか、検討していきましょう。
医師は、患者の小さな変化や言動からうまく汲み取って、訴えに耳を傾けてください。
それぞれの向上を目指していけるのではないでしょうか。

うつ病と恋愛依存症

恋愛依存症というものについてしっかりとした知識をお持ちでしょうか。
最近、複数の男性をとっかえひっかえしているような女性を恋愛依存などと言ったり、
自分は恋愛依存だと気安く口にしたりする若い女性が目立っているように感じます。
しかし、恋愛依存症というのはすごく複雑な内面を持っているのです。
恋愛依存症=恋愛がなきゃ生きていかれないそういうことではないのです。
ここからは女性からの目線で話を進めます。
過度な時間と関心や「自分自身の存在よりも優先されるべき価値」を依存の対象である人にそそぎ込み、そのようすは強迫的であったりもします。
つまり、相手に対して異常な愛情を注いでしまうということなのです。
また相手に対して、「無条件で確実な愛情」という非現実的な期待を持ってしまいます。


関係を持っているあいだは、自己管理が出来なくなり、恋愛にのめり込んで、周りが見えなくなってしまうのです。
幼いころ、親から十分な愛を受けられなかった場合が多いので、恋愛にのめり込み、確実な愛情を注いでもらえることで安心感を保とうとしています。
ですから、恋愛依存症は恋愛なしでは生きていけないという、それだけではないのです。
複数の男性をコロコロ取り替えるというイメージを持たれがちな原因は、「無条件で確実な愛情」というのを求めても、思うようにいかない結果が多く、結局すぐに破局してしまうために、また新しい愛情を注いでくれる男性を求めて交際を始めるのです。
そのため周りからは「いろんな男性と関係を持つ」というように見られがちなのです。
しかし、恋愛依存者が抱えている問題は深刻で、悲しいものなんです。
その苦しさは、同じことの繰り返しを続けてしまう彼らが一番良く分っていることではないでしょうか。

恋愛依存とうつ

恋愛依存の傾向があらわれたために、持病であったうつを再発させてしまった女性の話を聞きました。
恋愛依存者の特徴に「見捨てられへの恐怖」というものがあります。
そこから見えてくる心の変化についてお話します。
彼女には付き合って1年になる恋人がおり、半同棲生活を送っていました。
彼女は以前精神的な疾患を患っており、その症状に苦しんでいる最中にその恋人と出会ったそうです。
最初のうちは優しくて、一緒にいて幸せだったのは確かだと言いますが、
付き合って1年を過ぎたあたりから、彼に対して多数の不満を持つようになりました。
しかし、彼にはそのことを一切伝えずに、我慢することでその場をしのいでいました。
彼からしばしば不当な接し方をされ、傷ついたりもしていましたが、見捨てられることへの恐怖から何も反発することは出来ず、ただ我慢するだけだったと言います。
その結果、多大なるストレスから自殺願望、自傷行為などのうつ病当時の衝動が再び見られるようになってしまったということです。


大雑把にまとめたこの話から見えてくることは、恋愛依存の傾向を原因にうつを再発させてしまった可能性があるということです。
恋愛依存の特徴に「自分の全てを託すことが出来るヒーロー的存在を作り出す」ということがあります。
病気を患っている期間に彼が現れ、慰めたり、励まされたりしたことにより、彼をそういう存在として見るようになります。
彼の不満に対して、我慢を続けていたと言うのは、彼に絶大な愛情を注いでしまうが故に、自己管理はおろそかになった。
つまり自分の感情は無視してでも、彼を愛し続けていたと言うことになります。
これは恋愛依存者特有の、強迫的な愛情を注いでしまうという結果ではないでしょうか。
結局それは、彼女自身には実際膨大なストレスとして課せられていたわけで、
これにより彼女が持病を再発した経緯が明らかになります。
こういった方は、彼女だけではなくもっと沢山いるのではないでしょうか。

うつ病とアダルトチルドレン

アダルトチルドレン(AC)は、機能不全家庭で育ち、心に何らかの形で影響が出ている人のことを言います。
「子供らしい子供時代を過ごせなかった大人」ということです。
もともとはアルコール依存症の親をもつ子供に使われ知多言葉だったようですが、今は日本人の約80%はアダルトチルドレンの要素を持っていると言います。
子供というものは、適度なわがままを言うことができ、適度なしつけを受け、親から十分に愛されている実感を持つ権利があるはずです。
確かに現代では、それらを満たされている子供は少ないのではないでしょうか。
共働き、夫婦喧嘩、過干渉、過保護、兄弟での贔屓、さらには虐待といったものは増えていることでしょう。
親が自分を見てくれない、親の所有物にされている、そんな事実があっていいものでしょうか。
しかし、そうして育って成人していった人も普通に、現代で暮らしています。
そんな大人たちが抱えているのがアダルトチルドレンの問題です。
子供とはどうやって育つのが最も好ましいものなのか、分らない大人が多いのです。
虐待の連鎖、というのを聞いたことがある人も多いと思います。
虐待をしてしまう親は、自身もその親から虐待を受けていたという場合が多いのです。
自分がそうされて嫌だった、苦しかった筈であるのに、自分の子供にも同じことをしてしまう・・・。
これは虐待されて育った記憶しかないので、どうやって子供に接していいのか分らないのです。
虐待をしてしまった親にも、ケアが必要だといわれているように、
子供のころの経験や記憶にトラウマのある大人、
つまりアダルトチルドレンにはメンタルなケアが必要になる場合が多いのです。

アダルトチルドレンとの付き合い方

自分自身の性質について、「情けない」「弱い」などと自己嫌悪間を持つ人が多いんです。
うつや境界例人格障害、依存症などに悩まされている人の多くはアダルトチルドレンであると言えます。
そういった人々には、「自分がアダルトチルドレンだということを認識することが大事」とされています。
実は、アダルトチルドレンとは病名などではないのです。
自己診断が全てです。
アダルトチルドレンの診断基準というのがあり、それに自分自身を投影して判断するのがアダルトチルドレンなのです。
自分はアダルトチルドレンだ、と自己認識することが大事なのはもちろんそのとおりです。
そう認識することによって、なかなか思うように改善されない自分の欠点を気にし過ぎないようにすることで、他の疾患に繋がらないようにすることももちろん大事なのです。

しかし、自分はアダルトチルドレンだと思ううち、逆に「アダルトチルドレンなのだからこれでいいのだ」という開き直りに繋がってしまうケースもあります。
アダルトチルドレンとは、正当化を手助けする診断ではないのを理解していただきたいところです。
自分はアダルトチルドレンなんだと思うことで、自分自身の不甲斐なさに押しつぶされることなく、回復を図っていこうというものです。
アダルトチルドレンは回復可能です。
一生付きまとうモノなんかではないので、そこから脱却できるように努力は必要です。
あきらめて、唯の我侭や気まぐれもアダルトチルドレンだと理由をつけてしまう人が増えているのは海外でも問題になっています。
複数の精神科患者に見境なくアダルトチルドレンだと診断した医師が、告訴されたという報告もあります。
アダルトチルドレンとうまく付き合っていくには、「必ず回復する」ということを頭に入れておいて頂きたいのです。

アダルトチルドレンの苦悩

アダルトチルドレン(AC)というものには、それぞれに役割を担っていたとされています。

・ヒーロー
家の問題を隠蔽するために家の外でがむしゃらに活躍する。あるいは世間に注目されることで、両親の関係を取り持ち、家の問題を表沙汰にできなくさせる。 しかし反面、すべてを犠牲にして実績をあげるために心の温かさをはぐくむことができない。

・スケープ・ゴート
自らの生贄。家の問題を「すべてはこの子のせい」という幻想を抱かせ家族の真の崩壊を防いでいる。
暴れたり問題を起こす役割であると同時に怪我や病気、精神病・人格障害を背負うをすることさえも役割の一環。
家庭の内外で虐待・いじめのターゲットになりやすい子でもある。体を張って家庭の問題を外に出すことが最終的な役割。

・リトル・ナース 
長女に多く、犠牲になった家族を守り、世話する。 

・イネイブラー 
偽せ親。親の配偶者役、未熟な親に代わって兄弟の親をやってしまう子。 

・プラケーター 
小さいカウンセラー。暗い顔をして溜息をついている親(多くは母親)を慰める。末っ子に多い。 

・ピエロ 
1人でふざけておどけたり、バカなことをしでかしては、関心を自分に引き寄せ、兄弟姉妹が犠牲者になるのを阻止する。 

・ロスト・ワン 
いない子。家族内の人間関係を離れ、身の安全を守るため見ざる聞かざる言わざる役に徹してしまう。 

・ロンリー 
家族に理解されない悲しみを背負い、ひきこもる。 

・プリンス/プリンセス 
意思を無視して思い切り溺愛され、人形のように可愛がられ、甘やかされて育つ子。
これらのうち、どれかに当てはまり、家庭の中で必死に生き延びようとしていた子供たちが今、
大人として暮らしています。
子供らしく過ごすことが出来ず、親のため・家庭のためにそれぞれの役割を背負いながら生きていく子供の苦悩を少しでも分って頂ければ、現状は少しでも良い方向へ変化していくと思うのです。

アダルトチルドレン、うつ病の苦悩

アダルトチルドレンというのを簡単に判断できるかと言われると、それは一概には言えません。
しかし、要素を持っているだろうと推測することは十分可能ですよね。
ある体験談を元に、お話します。
=========
私は彼女と、ずっと喧嘩の繰り返しの生活を送っており、私も彼女もどうしていけば良いものか、分らずにいました。
しかし、ある日彼女の幼少期のトラウマを聞いたとき、私はやっと彼女にどう接していけば良いのかが分ったのです。


彼は、3人兄弟の長女で、彼女が生まれてからすぐに下の弟が生まれ、母親は手のかかる弟や妹の世話に追われ、彼女だけと向き合ってくれたことがなかったそうです。
お母さん、と声をかけ、自分の方に目をやってくれた次の瞬間にはもう、下の子が泣き出して、
母親はそっちへと行ってしまう、そんな記憶ばかりだと言うのです。
私はそれでやっと分りました。
私は仕事や趣味の面で忙しくしており、用事があって彼女を少し放りがちだった部分がありました。
彼女はそれで、幼いころのトラウマを蘇らせてしまったのです。
私までもが自分を見てくれなくなるようで怖かったのだと思います。
それが分ってからは、彼女と一緒の時間をきちんと作って、接しているあいだは彼女以外のことには触れないようにしました。
すると彼女は、今までよりもよく笑うようになったり、自分に対しても自信がつた部分が増えたと話してくれました。(中略)
================
彼女の幼少期のトラウマをきちんと汲み取って、その穴埋めを行ってあげることが大事だということが分ります。
その人が幼いころに感じた不安を、覆すように、逆の接し方をしたのが正解でした。
アダルトチルドレンであるひとには、何らかのトラウマを持っている場合が多数あります。
「不安な暮らしは終わったのだ」「何も気にせずに安心して生きていいのだ」ということを
実感させてあげることが効果的になってくると思います。
まずは、相手がどんなトラウマを抱えているのか、知ることが出来ると良いと思います。

アダルトチルドレンが育ってきた家庭と、アダルトチルドレンにさせないために

アダルトチルドレンが育ってきた家庭には、本来受けられる「無条件の愛情」というものが存在しませんでした。
親の愛情が無条件の愛ではなく、何らかの付帯義務を負わせる「条件付きの愛」しか無かったのです。
例えば、「習い事るとお母さんは喜んでくれる」「テストで良い点を取ればお父さんが優しくしてくれる」
というような思いをもったことのある人は結構多いのではないでしょうか。
もっとこうしなさい、なんでこうじゃないの、というような自分本位な考えを押し付けることで、
子供に悪影響を与えてしまうのではないでしょうか。
子供が母親のお腹の中から出てきて、初めてわが子を抱いたとき、
五体満足で健康に生まれてきてくれたことに、どれだけ喜びを感じたことでしょうか。
しかし、子供が成長するにつれて、どんどん自分の欲が出てきてしまうのです。
生きているだけでいい、笑ってくれるだけで良いと、最初は思っていたはずなのです。


また家庭の事情で大変なことも多いのは確かに分りますし、子供も両親が何かに悩んでいるということは、十分感じ取っていると思います。
そこで、家庭の中の平和をかろうじて保とうとする役割を、子供にさせないようにしなくてはなりません。
子供に罪は、一切無いのです。
これは現実問題として、本当に難しいことです。
しかし、「あなたは生まれてきてくれただけで私たちの宝物なのだ」ということを、子供に教えてあげることは出来るはずです。
無条件にあなたのことを愛しているよ、とどんな形でも良いから伝えてあげなくてはいけません。
少しでも子供が安心できるような言葉をかけてあげること、それがまず、これから出来ることだと思うのです。

ブルーマンデー症候群という名のうつ病

このブルーマンデー症候群という言葉を聞いたことがありますか?
これは、一種のうつ病とされています。
日曜日の夜を中心に、休日の終わりを感じると翌日また会社や学校に、出勤・登校しなくてはいけない憂鬱感に侵されてしまうというものです。
サザエさん症候群という通称もあるようで、その症状に悩まされるひとは年々増えているようです。
(サザエさん症候群=日曜の夜にサザエさんを見終わると、休日の終わりを実感し、憂鬱になってしまうというもの)
その後の夕食の片付けや家事、翌日の準備など、全くやる気が起きなくなってしまうのです。
もっとひどい場合には、頭痛や吐き気などという身体的症状も引き起こしてしまうようです。


これは、サザエさん症候群という通称の名称で考えたほうが分りやすい問題ではないでしょうか。
サザエさんを見終わる=休日の終わり、というひとつのパターンとなってしまっていることが
もっとも重要な原因に当たる気がするのです。
かかりやすい人の特徴としては、仕事や学校へ行くほかの時間に、夢中になれる趣味や好きなことがなく、友好関係のあまり広くない人に多いのです。
自分の生活に、何も張り合いや楽しみが無く、この生活をずっと続けていくのだろうか、という不安からくるのではないでしょうか。
この生活のパターン化は、この時代、孤独な若者やサラリーマンが増える中で大きな課題になってくることだと思っています。

引きこもりは過去からのトラウマ

引きこもりということばを、現代になってよく聞くようになりましたが正しい知識を持って頂きたく、少しお話さていただきます。
引きこもりとは、社会から逃避し、ひとつの空間から外へ出ようとしない、適応障害の一種だとされています。
最近は、引きこもりとニートという言葉をセットで使われてしまうことが多く、誤解を招き易くなっていると思います。
引きこもりは、確かに社会から逃避して自分の殻に閉じこもっているということですので、ニートということになることもあると思いますし、実際にそういう方もまだまだいます。
しかし、引きこもり×ニートという言葉は、あまり良いイメージを持たれていません。
社会不適合社などと言われ、非難を浴びる場面も多いかと思います。
しかし、引きこもりになる原因というのは、家庭関係でのトラウマ・過干渉などの問題を抱えて育ったために自己肯定感を持てずにいるということなのです。


これは、怠けや親のすねかじりという言葉で片付けられるものでは到底ありません。
考えてみれば分るとは思いますが、好きで引きこもるわけではないのです。
ここからは個人的見解ですが、引きこもりというのは部屋から一切出られない、出るのが怖い、もしくは買い物などの必要最低限の外出以外は一歩も出ない、というのが特徴です。
そんな生活を好む人は、あまり大勢いるとは思えません。
これだけ引きこもりが増えているのですから、彼らは好き好んで引きこもっているわけではないと、理解して欲しいです。
人間は、孤独感と言うのを誰でも持っています。
誰にも会わずに過ごすことを寂しいと思わない人間はいないはずです。
彼らにも努力は絶対必要ですが、周りの人間の配慮というものも、絶対に必要になってきます。
はみ出し者だという考えを、個人が持っている限りこの問題は受け入れられる見通しは立たないのではないでしょうか。
世間の引きこもりに対するイメージを、これ以上悪くして欲しくないというのが願いであります。

児童とうつ病

精神に何らかの疾患を抱える人には、幼いころにいじめにあった経験がある場合が多いようです。
児童のいじめには、殴る蹴る等の「身体的いじめ」、大人の性的な対象にする「性的いじめ」、身の回りの世話を放棄す「ネグレクト」、言葉の暴力などの「心理的いじめ」の4つに分けることが出来ます。
どれをとっても、子供の成長にいい影響は出ません。


どこからがいじめか、という点で判断が難しいなどと言われていますが、子供が実際に傷つくようなことをした時点でそれは立派ないじめです。
そこにはやはり、親の身勝手な要求や気分が確実に存在します。
子供が悪いことをしたときに叱るのは当たり前だとしても、そのことに対してきちんとした事を教える前に、自らの感情が先走ってしまっているのです。
これは、自分自身でも、子供も、周りも気づかない間に起こっている場合も多いですね。
子供を素直に愛せない、と言ったような特別な場合はその状態に応じた処置が必要になると思いますが、自分の子供だからこそいじめしてしまう、という場合も多いです。
これが一番多い問題ではないでしょうか。
過保護に育て、子供自身の気持ちや意思を無視して溺愛することも、いじめと言えるのです。
親の希望の進学や習い事など、させている親御さんは多いのではないでしょうか。
それにお子さんは本当に納得していますか?
本当のことを言えずに、我慢して人生を進んでいませんか?
気づかないうちに虐待してしまっているということは、思いのほか多いのです。

家庭環境の影響力

家庭環境が、どれだけ子供に影響を与えるのかその実態は数値に表してもみたいと思うほど大きなものだと思います。
現在、テレビのニュース等で騒がれている凶悪事件のどれひとつとっても、家庭環境に何ならかの原因があったはずではないかと考えられると思います。
この件は、専門科も研究を進めているかとは思いますが、
世間の皆さまの中には、はまだまだよくお分かりでない部分が多いと思います。
犯罪を犯した人間自身は悪くない、というのは言い過ぎですが、その可能性がある場合もあります。
●●で快楽を求める人間も確かにいますし、自分の根からの趣味であったり、相手をもうどうすることも出来ないほど憎んでいる場合もあります。
実際、●●未遂事件で涙を流す動機というものも、私は見ました。


しかし、加害者が「順調で誰もがうらやむ様なエリートコースを歩んできた」という報道を何度か聞いたことがある方も多いと思います。
そういう場合、育った家庭の実態を調べてみると、何か関連性が見つかるのではないかと思うのです。
幼いころの家庭の中での出来事は、その人間の基盤をつくるものですから、そこの何かしらがおかしければ、当然大人になってから支障が出てくるものです。
「あの人はわがままだ」「自己中だ」というように思う知人が、日常にいることとなんら変わりはありません。
その育った過程の欠けていた部分や、正常でなかった部分が、どういう形で表に出るかということの違いです。
短気ですぐに文句を言うか、人を殺してしまうか、その違いは紙一重で、それは本来持っている人間性かもしれません。
家庭環境は、現在変わりつつあります。
昭和初期時代、現代のようにこんなに凶悪事件は報道されていません。
その原因にはやはり、過程不和があると思います。
この変わり行く社会の、一番簡単な縮図は”家庭”ではないでしょうか。

ストレス環境からの不登校児童増加

不登校児童生徒とは、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、
登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるため、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による生徒を除いたもの」とされています。
不登校の数は、いじめの増加に伴って増えていますが、不登校だけが原因ではありません。
不登校は病気であるという考えがあり、現在の不登校の定義は身体的・精神的病気によるものを除外して考えることが前提であり、
治療の対象ではないとされます。
しかし、病識のない精神疾患の可能性を考えれば、精神医学的アプローチを初めから否定するのは適切ではないという場合もあると思います。
さらに学校に行ける生徒でもでも、登校の際に心身症的症状としての腹痛や頭痛、吐き気などが現れたり、登校しても保健室や学校が用意した特別教室までで、自分のクラスまでは行けないなどの状態もあります。
(「保健室登校」などと呼ばれる)
そのような学校に対する不適応の現象も総称して、不登校とすることもあります。


不登校の生徒の中には、精神的に屈折しているか、何か問題を抱えている場合が多いと思います。
いじめであっても、家庭内の問題でも、学校の制度や教育方針などによっても、ストレス環境に置かされている場合が多いです。
学校へ行くことはもちろん大事ではありますが、学校側としては、登校を急かすのではなく、各家庭や教師などによる生徒の心のケアーに心がけなくてはなりません。
そうする必要のある生徒には、責任を持って向き合うことが必要とされているのではないでしょうか。

精神的な病、うつ病の偏見

うつ病患者や様々な依存症患者などが急増する今もまだまだ、心の病気への理解を得られない人が沢山います。
精神的に病んでいるということを、普通とは違うという見方をされる方も多いようです。
私の周りでは、精神科に通院していた人が家族に通院を快く認めてもらえずに苦しんだという経験を持っている人もいます。
この、偏見の問題はなかなかなくなることは難しいと思います。
縁の無い話だと思っている人も多いですし、心の病気というものについて何も知らない人も多いはずです。


雨にぬれたせいで風邪をひいた経験が誰にでもあると思います。
悪い食べ物を口にしてお腹を壊したことがあると思います。
それと同じように、心も風邪をひきますし調子が悪くなることもあります。
慢性的な病気の場合はなかなか治るのにも時間が掛かりますが、早ければ数週間で治るものもあります。
体の風邪と、心の風邪の両方があって不思議はありません。
両方とも毎日頑張って働いている機能です。
特別な目では、決して見て欲しくは無いです。
病気を患っている人個人は何も悪くないのです。
これからの子供たちにもまた、広い視野で、ものを見ていけるようになって欲しいと感じています。

摂食障害

先日過食症に悩んでいるという方の掲示板の記事を読みました。
非常に悲しく、読んでいるだけで涙が出そうになりました。
過食症と言うのは、拒食症の反対で、異常なほどの大量の食料を食べて、食べ終わるとそれを吐くということを繰り返す、摂食障害です。
大量というのは、普通に食事をする人間にとっては信じられないような量であるのです。
拒食症については、大体の人が知識をお持ちだと思います。
食事を全く取らないのが拒食症ですが、逆に食べ過ぎるのが過食症です。
食べる、と言うよりは、胃に詰め込む・・・というほうが的確かもしれません。
しかし、食べたあとにそれらを全部戻すのが過食症の特徴です。
嘔吐とは体に大きな負担をかけますし、吐き癖がついてしまうと大変です。
胃液に含まれる酸は、口腔内にも悪影響です。


過食症患者の中には、寂しさを埋めるために食べるという方が多いようです。
彼らは美味しいものを沢山、好きなだけ食べている間は何もかも忘れられると話します。
しかし、過食してしまった後には、大きな罪悪感に駆られてしまうのだそうです。
家族からも非難され、自分で絶食を試みたりもしたが、ダイエットをしているような人でも絶食はとても続けられるものではありせんよね。
絶食を諦めてしまうことでまた、罪悪感に襲われて自分でもどうしていいか分らなくなってしまうのです。
精神的ストレスにより満腹中枢が狂い、食事のコントロールが出来なくなっているのです。
ストレスの現れ方にも、色々な形があるのだということが分りました。
色々な精神的病や障害を勉強してきましたが、この過食症と言うのは、周りの理解を特に得にくい障害なのでは、と思います。

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