インフルエンザ治療薬に関する正しい知識

インフルエンザ治療薬

インフルエンザ治療薬とは

インフルエンザ治療薬とは、体内に感染したインフルエンザウイルスが増殖する事を抑えるためのお薬です。

インフルエンザウイルスを排除することはできませんが、増殖を抑えることによってウイルスは死滅します。

もともと、インフルエンザウイルスは感染する細胞がなければ生きていけず、感染しても時間が経つと強毒性から弱毒性へと変異していきます。

インフルエンザのつらい症状はウイルスが増殖して強毒性である期間に出るので、増殖を抑えてしまえば症状を抑える事ができます。

ただし、症状を抑えてもウイルスが体内に感染している状況ですので、その間は治療薬を服用し続けなければなりません。

インフルエンザ治療薬の作用機序を簡単に説明すると、インフルエンザウイルスが増殖する過程の作用を抑止するという事になります。

インフルエンザウイルスは細胞に感染すると、脱核(ウイルスを構成する遺伝子を細胞内に放出)、複製(放出されたウイルスの遺伝子同士が結びついて新たなウイルスを形成)、遊離(複製されたウイルスが細胞膜を突き破って外に出る)という手順で増殖していきます。

インフルエンザ治療薬は各作用に対応して以下の3種類に分類されます。

ノイラミニダーゼ阻害薬

ノイラミニダーゼ阻害薬は最も一般的なインフルエンザ治療薬です。

インフルエンザウイルスの表面にあるノイラミニダーゼという突起部分の働きをブロックして、複製されたウイルスの遊離を防ぎます。

A型、B型のインフルエンザに効果があります。

ノイラミニダーゼ阻害薬としてはタミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタの4種類があります。

M2プロトンチャネル阻害薬

M2プロトンチャネル阻害薬は、インフルエンザウイルスが細胞に取り込まれて脱核するまでの流れを抑えるお薬です。

インフルエンザウイルスの表面にはM2というタンパク質があります。

ウイルスが細胞内に取り込まれると、このM2タンパク質が変形してウイルス表面の膜に穴を開けます。

膜に穴が開くと、ウイルス内にある多数の遺伝子が一挙に細胞内へと放出されて脱核となります。

M2プロトンチャネル阻害薬はこのM2タンパク質の作用を抑制して脱核を防ぎます。

なお、M2プロトンチャネル阻害薬はA型のみ有効で、B型インフルエンザには効果がありません。

M2プロトンチャネル阻害薬の薬には経口薬のアマンタジンがあります。

RNAポリメラーゼ阻害薬

RNAポリメラーゼ阻害薬はインフルエンザウイルスの複製を抑えるお薬です。

最も新しいインフルエンザ治療薬で、エボラ出血熱の特効薬として世界的に注目された富士フィルムのファビピラビルがこれにあたります。

インフルエンザウイルスはDNAを持たずに、RNAを遺伝情報としているRNAウイルスに分類されます。

インフルエンザウイルスは脱核の後、このRNAが遺伝子として細胞内へと放出されます。

放出されたRNAは細胞核に入り、RNAポリメラーゼと呼ばれる酵素によって複製されます。

ここでRNAポリメラーゼ阻害薬がこの作用をブロックして複製を防止するのです。

ファビピラビルは新型インフルエンザのパンデミックやエボラ出血熱が蔓延した際の特効薬として期待されております。

タミフルとは

タミフルはオセルタミビルの商品名であり、ノイラミニダーゼ阻害薬に分類されるインフルエンザ治療薬です。

インフルエンザウイルスの宿主細胞が他の細胞に感染を広げて増殖する際に、ノイラミニダーゼという酵素が必要になります。

そのノイラミニダーゼを細胞内に閉じ込めることによってインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果があるため、長年インフルエンザ治療薬として使用されていました。

ただ、インフルエンザ治療薬として効果がある一方で、大きな副作用が存在します。

2006~2007年にかけて、タミフルを服用した患者が異常行動という副作用を引き起こす事例が話題となりました

異常行動は意味もなく大声を上げ家の中を駆け回るなど興奮状態に陥ったり、急にベランダを開けて飛び降りようとする、外を飛び出して話しかけても何も反応しないといったものが挙げられます。

異常行動を起こした患者の中でも、タミフルを服用した少年がベランダから飛び降りて死亡するなどの痛ましい事件が問題視されました。

2009年にはA型ウイルスが変異した新型インフルエンザウイルスが大流行し、その中でタミフルへの耐性がついた株も発見されました。

その耐性ウイルスにはタミフルの効果は期待できないとして、代わりに耐性の起きにくいリレンザ(ザナミビル)の使用が急増しました。

タミフルの耐性ウイルスとして新しく発生したこれらの株に対して、タミフルの効果はないとされております。

異常行動とタミフルの関連性はまだはっきりしておらず、タミフルを服用していなくても異常行動を示す場合があります。

特にインフルエンザに感染している子供の場合は乳幼児、小学生だけでなく幅広い年齢層の間で異常行動を示すことがあるので慎重になる必要があります。

耐性ウイルスの出現や異常行動がきっかけともなり、インフルエンザの治療薬としてのタミフルの使用は慎重となりました。

インフルエンザの治療に対して劇的な効果がある訳でもなく、なお副作用の危険性がある薬であるとして、タミフルのような治療薬の使用に疑問が投げかけられています。

タミフルについてさらに詳しくはタミフルをご覧ください。

リレンザとは

リレンザは吸入型のインフルエンザ治療薬で、タミフルと同じくノイラミニダーゼ阻害薬にあたります。

新型インフルエンザの中で、従来のタミフルと呼ばれる抗ウイルス薬に耐性のあるものが出てきました。

そこで、タミフルに代わって多く使用されることとなったのが、リレンザです。

タミフルに比べてリレンザには、次のような特徴があります。

リレンザを患部に薬を直接吹き付ける形となってすぐに効果が出るため、即効性があると言えます。

インフルエンザの症状をとにかく早く改善したい場合にリレンザを服用する、というケースが多く見受けられます。

ただし、気道に直接薬を吹き付ける吸入型ですので、思わぬ副作用もあります。

人によってはまれに気管支に不調が起こったり、呼吸困難に陥ることがあります。

ぜんそくを持っている人は持病が悪化する可能性があるため、使用を控えなければなりません。

とは言え副作用になる可能性は低いので、健全な体を持っている人であれば、問題なく服用することができます。

新型インフルエンザは北海道から順に南下していきましたが、従来のワクチンが効果を示さなかったので、感染を拡大させました。

インフルエンザの症状は急激に進んでいくため、早期に治療をすることが大切です。

症状を悪化させると、場合によっては気管支炎や肺炎などになってしまいます。

リレンザの最大の特徴はその即効性にありますが、その速度は実に数十秒であると言われています。

半日で症状が改善されることもあるため、会議や重要な用事がある人は常備しておくと良いかもしれません。

子供やお年寄りはリレンザのような吸入型がうまく吸引できない事もありますが、タミフルに比べて脳症のリスクが抑えられます。

吸うのに慣れてしまえば非常に安全な治療薬ですので、当サイトでもリレンザをおすすめしております。

リレンザについてさらに詳しくはリレンザをご覧ください。

インフルエンザの治療薬に関する体験談

インフルエンザに感染したお客様から寄せられた体験談の中から、治療薬に関するものをいくつかピックアップしてご紹介します。

一番効く治療薬をと

スパイクさん(29歳/会社員)

昨年の冬に、急な発熱と咳が出たので病院に行って診療を受けました。

インフルエンザと診断され、治療薬としてリレンザが処方されました。

リレンザは専用の吸入器に粉末状の薬の入ったディスクを装着し、吸入口から深く息を吸い込むお薬だと説明を受けました。

薬剤が気道粘膜に直接届くので、十分な効果と即効性があるのだとか。

実際、2日くらいで熱も下がり、治療薬としての効果が得られました。

症状が治ってもウイルスがまだ体内にいるとの事なので、5日間きっちり飲み続けました。

もう1回分あまったので、同居人などにも予防薬として使用できます。

個人輸入でリレンザを購入

ひろさん(23歳/フリーター)

毎年インフルエンザが流行する時にだいたい感染をしてしまうのですが、そのたびに病院に行くのが大変でした。

そこで予め治療薬であるリレンザがを用意しておけば安心かと思い、個人輸入をしてみることにしたのです。

輸入代行業者を利用してみたところ、通販と同じような感覚でリレンザを手に入れることができました。

個人輸入といってもそれほど難しいことはなく、使ってみると非常に便利なサービスだと感じました。

これでインフルエンザ対策が万全となったので、辛い時に病院に行くことも無いと思うと助かります。

インフルエンザ治療薬は通販でもOK

エミリさん(21歳/接客業)

接客業という仕事柄、毎日のようにやってくるお客様の中にはインフルエンザにかかっている方もいるはず。

しかも仕事が忙しくて絶対に休めないし病院に行く時間もないという状況の時に、通販でリレンザを購入できることを知りました。

ちょっと調子がおかしいな、という時に治療薬兼予防薬として使いました。

最初は使い方が不安でしたが、結構簡単に使用できました。

通販で買えるなら便利ですよね。

また、万が一の時のために購入しておきたい薬です。

タミフル脳症が怖いので

きりりんさん(19歳/学生)

私は中学1年のころにインフルエンザにかかりました。

その頃は新型インフルエンザが、日本に持ち込まれて大流行していました。案の定私がかかったのも新型でした。

自宅の近くの医者に診てもらったときに、治療薬の話題になりました。

「インフルエンザの治療薬にはタミフルがよく聞かれますが、脳症などの副作用が考えられます。なので、副作用が極力少ないリレンザを投与するのがいいでしょう」

ということで、その話を聞くまで名前すら知らなかったリレンザを治療薬として服用することになりました。

その結果、タミフル脳症のような副作用は起こらず無事に回復したので、リレンザを服用したことは非常に良かったと思っています。

リレンザを予防用に買いました

マスオさん(31歳/会社員)

昨年子供が生まれたばかりでしたので、新しい家族のためにも風邪を引くまいと決意しました。

特にインフルエンザはかかりたくなかったので、予防対策としてリレンザを通販で購入しました。

リレンザはインフルエンザの治療薬の一つですが、吸入服用が出来るので、タミフルなど比べても副作用の影響が少ないとの話も聞きます。

手元にリレンザをおいておいたことで、日頃の意識も変わったような気がします。

体調や生活リズムなどに注意を払った規則正しい生活を送れた事は良い意味で、薬の副作用だと思います。

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