ラピアクタ|効果・副作用・薬価|インフルエンザ

ラピアクタ

ラピアクタとは

ラピアクタは、シオノギ製薬より販売されているインフルエンザ治療薬です。

アメリカのバイオクリスト社が開発したペラミビルというお薬をシオノギ製薬がライセンス取得したお薬です。

ラピアクタは2010年に承認された新しいお薬で、タミフルよりも即効性があると言われております。

ラピアクタの特徴

ラピアクタは点滴型のインフルエンザ治療薬です。

タミフルやリレンザと違い、基本的に病院で投与される形となります。

タミフルやリレンザのように一定の服用期間がある訳ではなく、1回の点滴で済ませられるのがラピアクタのメリットです。

処置室のベッドで横になって15分ほど点滴を受ければ良いので、他のインフルエンザ治療薬に比べて手軽に服用できます。

ラピアクタの用法・用量

成人には300mgを15分以上かけて点滴します。

合併症などを併発して重症化する恐れがある患者には1日1回600mgを15分以上かけて点滴しますが、症状によって連日反復服用する事ができます。

服用量は年齢・症状によって適宜増減します。

ラピアクタの副作用

以下、ラピアクタの添付文書に則った副作用です。

過敏症

じんましん、発疹、紅斑、そう痒

消化器

下痢、胃腸炎、悪心、嘔吐、腹痛、口内炎、腹部膨満、食欲減退、腹部不快感

精神神経系

めまい、頭痛

血 液

白血球数増加

肝 臓

ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、γ-GTP上昇、肝機能異常

泌尿器

尿蛋白

その他

CRP上昇、尿中ブドウ糖陽性

また、ごくまれに重篤な副作用として以下の症状が報告されております。

下記のような症状が確認されましたら、服用を中止して速やかに医師の診断を受けてください。

ショック、アナフィラキシー

アナフィラキシーとは、薬の成分に対してアレルギーを持った患者が服用した際に起こりうる症状です。

アナフィラキシーが引き起こす症状としては呼吸困難、蕁麻疹、血圧低下、顔面蒼白、冷や汗といったものがあります。

類薬での重大な副作用

ラピアクタと同じく吸入型であるリレンザにおいて、下記の症状が確認されております。

気管支攣縮、呼吸困難

気管支攣縮とは、気管支が極度に緊張した際に気管支内壁が過敏となって痙攣を起こす疾患です。

主な症状としては胸の圧迫感や呼吸困難(息苦しさ)などがあります。

多形紅斑、スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死融解症

多形紅斑とは、指で押したような赤い斑点が多発する皮膚疾患です。

スティーブンス・ジョンソン症候群は、高熱と共にこの多形紅斑が見られ、さらに水疱やびらんを伴います。

これらの皮膚症状が体表面積の10%未満の場合はスティーブンス・ジョンソン症候群、10%を超えると中毒性表皮壊死融解症と呼ばれます。

ラピアクタの注意点

高齢者は体力の低下によって思わぬ症状の悪化を引き起こす可能性があるので、経過を観察しながら慎重に服用するようにします。

妊婦及び妊娠の可能性がある患者においては、治療の優先度が高い場合のみ仕様するようにします。

乳幼児への投与は安全性が確立していないので、服用の際には十分に注意して様子を見ましょう。

また、ラピアクタは摂取する際に腎臓で分泌されます。

腎臓に何らかの疾患がある患者は薬の作用が強く出すぎる場合があるので注意が必要です。

ラピアクタはタミフル同様に体内の血液を通して全身に薬の成分が行き渡るため、リレンザなどの吸入型に比べて副作用の危険性が高くなります。

ラピアクタと異常行動

ラピアクタとの関連性は不明ですが、ラピアクタを服用したインフルエンザ患者において異常行動が報告されております。

異常行動はインフルエンザ脳症がもたらす症状で、急にベランダから転落する等の死亡例が報告されております。

異常行動はインフルエンザの症状が出てからまる二日以内の睡眠中に起こりやすいので、ラピアクタを服用した患者はこの間、同居者などが付き添って見守るようにしましょう。

ラピアクタの薬価

ラピアクタは300mg 60ml(1回分)で6216円となります。

インフルエンザ治療薬の中では最も高く、タミフルやリレンザ等に比べると約2倍となります。

病院処方のみとなりますので、治療代としてはこれに診察費が加算されます。

ラピアクタの通販

ラピアクタは点滴型のお薬ですので、病院で処方してもらう形となります。

よって通販での購入はできません

なお、通販で購入できるインフルエンザ治療薬はタミフルやリレンザとなります。

当サイトでは安全で幅広い患者に効果があるリレンザをおすすめしております。

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