新生児仮死(しんせいじかし)

新生児

新生児仮死(しんせいじかし)はこんな病気

生まれてすぐ呼吸ができずに泣き出さない状態のこと。

出産時にすぐに呼吸が始まらず赤ちゃんにいろんな症状が起こる状態を指します。ごく軽いものを含めると、20人に1人は、なんらかの刺激を受けないと産声を上げない赤ちゃんがいます。

新生児仮死(しんせいじかし)の病気の原因

難産や麻酔を使ったお産などが原因

未熟児だったり、難産だったりしたために赤ちゃんの呼吸や循環機能が、胎内の生活から外の生活へスムーズに移行できないために起こります。麻酔を使ったお産の場合にも、起こりやすくなります。

新生児仮死(しんせいじかし)の病気の症状

泣かなかったり、反応が弱かったり、皮膚の色が紫色になったりします

仮死の状態で生まれた赤ちゃんは、産声をあげません。赤ちゃんが出生時に健康かどうかは、①呼吸の状態をみる。②聴診器で心音を聞く。③皮膚の色をみる。④細い管で鼻や口を吸引したときに手で払いのけるなどの反応があるかをみる。⑤筋肉の緊張状態をみる。以上の5つを基準とし、それぞれの項目を0~3点の3段階に評価します。これをアブガールスコアといい、このスコアの合計が6点以下なら、新生児仮死、3点以下なら、重傷仮死とします。

新生児仮死(しんせいじかし)の治療方法

刺激を与える蘇生術や、人工呼吸器を使用します

すぐに鼻や口を吸引したり、軽く叩いたりさすったりして、刺激を与えます。この処置でほとんどが産声を上げ、呼吸を始めます。
それでも呼吸しない場合は、酸素マスクを使い、さらに効果がないときはチューブを使って気管内に挿管して呼吸を促します。気管挿入まで必要になるケースは少なく、200人に1人くらいです。
仮死の場合は皮膚が黒っぽくなることが多いのですが、重い仮死の場合は皮膚が白っぽくなります。この場合ひどい貧血でなければ心臓の働きが悪く、血液を送り出すことができないと考えられますので、すぐに人工呼吸などの蘇生処置が必要になります。

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